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たまサポ調査隊がゆく

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NPO法人中帰連平和記念館(川越市)

活動内容

「中帰連」とは正式には「中国帰還者連絡会」と言います。中国の遼寧省撫順と山西省太原の戦犯管理所に収容された約1000人の元日本人戦犯たちの有志が、帰国翌年の1957年に「日中友好と反戦平和」を願って設立した会です。しかし、高齢のため2002年に解散しました。彼らの貴重な体験や資料を次世代につなげるため、2006年11月にNPOとして中帰連平和記念館を開設し運営しています。また、広く戦争に関する資料などを収集保管し、研究者やジャーナリスト、NHKなどのメデイァにも提供しています。

アピールポイント

世界各地で3年に1回開かれる「国際平和博物館会議」に参加しており、海外との交流も行っています。設立以来17年間、一切の公的補助を受けず、全国のご理解ご支援下さる皆様の「会費とカンパ」にのみに支えられ運営してきました。大変ありがたいことと感謝しております。国内の「平和のための博物館ネット」や「戦争遺跡保存ネット」にも参加し、毎年全国交流会を開き、また当館でも講演会や勉強会なども開催しています。

今後の展望

戦争というと誰もが被害を訴えますが、日本は戦争の被害国だけではなく、加害国でもあることを忘れてはなりません。その加害を赦すことで友好を維持しようとした人や時代があったことを知ってほしいと思います。
ロシアのウクライナ侵攻があり、戦争に関してみじかに感じる人が増えて来ているようです。過去の歴史に学び、平和の大切さを今一度考える場所として、当館の役割はますます大きくなっていると感じます。ご関心のある方のご訪問をお待ちしております。

取り組んでいるSDGsの目標

SDGs