たまサポ調査隊がゆく
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NPO法人志木総合型地域スポーツ・レクリエーションクラブ(クラブしっきーず)(志木市)
活動内容
NPO法人クラブしっきーずは、世代や障がいの有無を問わず、子どもから大人まで誰でも気軽に参加できる、多世代・多種目・多志向の『総合型地域スポーツクラブ』です。
会員数は約100人で、こども(小学1年生)から高齢者(90歳代)まで幅広い世代の参加があります。また、「いつでも・だれでも気軽に参加できる雰囲気」を大切に、会員だけでなく保護者やご近所さん、お友達なども参加して「皆で支え合い」を日々の暮らしの中で実践していることが特徴的です。
地域活動をする中で、行政等のが届いていない方とお会いすることがあります。そんなときは、スポーツ・レクリエーションをコミュニケーションのツールに先ずは交流してみます。そして、困りごとを抱える方に寄り添い続けるNPO法人を目指して活動しています。

アピールポイント
プログラムの参加対象を、世代や障がいの有無で分けないこともまた、しっきーずの特徴の1つだと思います。子どもから高齢者さんまで、多世代が同じプログラム(空間)に居て、そこには障がいのある方や認知症の方も参加をしている。そして、皆がナチュラルに交流をしていて、それが『しっきーずの当たり前』なのだと共通の認識がある。この『支援する側とされる側を二分しないこと』が、アピールポイントなのかもしれません。
今後の展望
これまで『しっきーずの元気印』であった当法人の理事長が昨年(2022年)の4月に脳梗塞を発症し、半年間の入院を経て退院。右手右足の麻痺が残りましたが、杖でゆっくり歩けるまで回復をしました。
現在は、「今の自分の状態を地域の方に見てもらうこと。また、自分と同じ経験をされた方にも積極的に声を掛け、活動をご一緒する」ことを目標に、週に2回の訪問リハビリに励みながら、しっきーずの活動にも少しずつ参加しています。
以前から季節の花を絶やさず飾っていた『しっきーずステーション』ですが、理事長の移動が少し困難な今、子ども会員の保護者さんや一人暮らしの高齢者さんと協力して“お花を育てること”を始めるのも良いかもしれません。お花があることで、クラブを訪れる方が増え、それが顔の見える関係性づくりに繋がっていきますからね。今までやってきたことを、みんなで丁寧に続けつつ、地域のニーズや時代の流れに合わせ、活動をアップデートさせていきたいと思います。


取り組んでいるSDGsの目標
