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たまサポ調査隊がゆく

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NPO法人フードバンク埼玉(さいたま市)

活動内容

NPO法人フードバンク埼玉は、まだ食べられるのに様々な理由で捨てられてしまう食品を、必要とする人たちの手に届ける活動をしている団体です。
食品ロスが叫ばれる一方で困窮している世帯も多く、食品を必要としている人はたくさんいます。包装の破損や印字ミス、賞味期限に近づいた等といった理由から、品質には問題がないにも関わらず廃棄されてしまう食品・食材を、企業や個人から引き取り、必要としている福祉施設・フードパントリー、子ども食堂や生活困窮者、ひとり親世帯や外国籍の方々へ、無償で提供しています。
食品企業や流通企業などに余剰食品の提供を呼びかけ、回収しています。食品関連ではない企業からも、災害備蓄品等のご提供をいただいています。2021年度には、実に85トンの食品を集め、うち72トンをお届けしました。倉庫は県内4カ所に設け、安全に保管・保存を行っています。
また、NPO法人フードバンク埼玉は単に食料を提供するだけでなく、食料支援を通じて人と人とをつなぎます。活動を通じて自立へのサポートの取組も行っています。

アピールポイント

食品が欲しいという方に対しても、“断らない”という信念で活動しています。なぜなら、ご連絡をくれた人は、勇気をもって私たちを頼ってくれているからです。食品は“送ればいい”のではありません。ただ食品を渡すのではなく、ご家庭の事情に耳を傾けつつ、それぞれの人々の暮らしに寄り添いながら、人々の支えとなる活動を心がけています。

今後の展望

小規模の地域でのフードバンクをたくさん作りたいですね。地域の中で食品が回る仕組みを作りたいと考えています。各地域の小さなフードバンクが地域課題を収集し、行政や民間企業と連携しながら課題解決に取り組み、それをフードバンク埼玉が管理しながら一緒になって活動していく、そんな組織の仕組みを作りたいですね。

取り組んでいるSDGsの目標

SDGs