たまサポ調査隊がゆく
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NPO法人草加市カヌー協会(草加市)
活動内容
NPO法人草加市カヌー協会(「草加パドラーズ」)は、➀河川環境の美化活動 (きれいな川を目指します。)、②カヌーのスポーツ文化向上 (カヌー等が楽しめる水辺にします。)、③行政や環境保全団体との連携 (みんなで協力して素敵な街をつくります。) ということを活動の3目標に掲げ、草加市内を流れる綾瀬川を拠点に活動しています。
「日本一汚い川」と呼ばれた綾瀬川を、かつての美しい姿に戻したいという思いが活動の出発点です。綾瀬川は、松尾芭蕉が立ち寄ったことでも有名な「草加松原」のすぐそばを流れています。街中でありながら、素晴らしい景観を楽しむことができる貴重な場所であり、この場所が国の指定名勝となったこともきっかけの1つです。綾瀬川の大量のごみを見て、清掃活動を始めようと考えた時に、カヌーが上手な知人からの「カヌーに乗って水中のゴミを集めてはどうだろうか」という提案を受け活動を開始しました。
活動当初は少人数であったごみ拾いの参加者も、徐々に市民を巻き込み、今では会員137名が継続した河川美化活動を行っています。

アピールポイント
綾瀬川には、綺麗になるにつれ人が集まるようになりました。自然文化に歴史文化を絡ませたまちづくりは、子供たちに夢を与えると考えます。
私たちが行うカヌーの体験を通じて川の楽しさを知ってもらうことで、清掃活動だけでなく、綺麗な川をみんなで守っていこうという「クリーンリバー」の精神を次の世代につなげてもらいたいです。
今後の展望
これまでの清掃回数は1,000回を突破し、累計6,000袋以上のゴミを回収しました。美化活動を開始した当初は、1度の清掃で45ℓのゴミ袋で30袋ものゴミを回収していましたが、最近では数袋に収まるようになりました。
人類が存在する限り「地球環境の美化活動」は永遠のテーマになると思います。綾瀬川や草加市だけでなく、一人ひとりが各地の美化活動にかかわってくれたらとてもうれしいです。


取り組んでいるSDGsの目標
