講座・イベント
『おくのほそ道』を読む(深川~日光~白河の関~宮城野へ)
『おくのほそ道』は松尾芭蕉の5カ月間、600里(約2,300km)の旅の記録です。芭蕉にとってそれは命を見つめる旅でした。過酷な自然と人々との出会いの中で多くの名句が生まれました。本講座では3期に分けて原文を読みながら芭蕉の思索のあとを解説していきます。今期は深川から宮城野(仙台)までを学習します。

講師

川上 定雄 氏(古典文学研究者)
早稲田大学卒。日本文学専攻。県立高校教諭を経て東京家政大学附属高校講師を歴任。当センターでは、「平家物語」「中世の文学空間」「芭蕉・おくのほそ道」「伊勢物語」「竹取物語」「土佐日記」「徒然草」等の講師を務める。
日時
4/8・22、5/6・20、6/3・17 土曜全6回 10:00~12:00
受講料など
11,000円(教材費込) ※テキストをお持ちの方は9,600円
※使用テキスト:ワイド版岩波文庫『おくのほそ道』(岩波書店)
対象人員
100名
内容
回 | 日程 | テーマ | 学習内容 |
---|---|---|---|
1 | 4/8 | 序章~草加 | 生き急ぐ芭蕉 この旅の全体像 同行者、曽良 |
2 | 4/22 | 日光~那須 | 神仏に祈る芭蕉 那須野をゆく二人 土地伝承との出会い |
3 | 5/6 | 黒羽~白河の関 | 仏頂禅師と西行の跡 白河の関から陸奥へ 卯の花をかざす曽良 |
4 | 5/20 | 須賀川~あさか山 | 初めて聞く田植歌 定住と漂白を生きる 花かつみを探す芭蕉 |
5 | 6/3 | しのぶの里~飯塚 | 文字摺り石と村の人々 義経伝説と佐藤一族 難渋する辺土の旅 |
6 | 6/17 | 笠島~宮城野 | 五月雨の中の実方の塚 不可解な仙台藩 風雅・風流への気迫 |
- ●持ち物 筆記用具
- ●会場 埼玉県県民活動総合センター
申し込み方法
インターネット予約(5:00~24:00)※受付開始日のみ9:00~
電話(048-728-7113)または来館(9:00~17:15)
休館日(PDF)を除く※受付開始日はお電話が混雑するため、 インターネット予約をご利用いただきますようご協力お願いいたします。
備考
※新型コロナウイルス等の影響により、やむを得ず中止・変更させていただく場合がございます。
※定員になり次第締め切ります。(先着順)
※学習内容は変更になることがございます。予めご了承ください。
※受講料はお申込みから14日以内にお支払いください。
※やむを得ない事情により講座の受講をキャンセルする場合は、講座開始日を第1日として、さかのぼって15日目にあたる日以前に、必ず当センターまでご連絡ください。この日を過ぎてキャンセルした場合又は連絡なしにキャンセルした場合は、既にお支払いいただいた代金は原則として返却できませんのでご注意ください。
※お客様の個人情報については、当財団個人情報保護方針に基づき適切に取り扱いいたします。
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※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、「感染拡大防止のための講座受講時のお願い」をよくお読みください。