ネットワーク研修会
令和7年度サポセンネットワーク会議
令和7年4月24日(木)、オンラインにて実施しました。
会議には45名(市町市民活動サポートセンター20名、県内市町村市民活動推進担当課9名、埼玉県16名(地域振興センター含む))が参加しました。
説明資料
(1) たまサポについて(PDF)
(4) 令和7年度埼玉市民活動サポートセンターネットワーク研修会について(PDF)
アーカイブ動画


(3)たまサポの事業実施における協働のお願い(YouTube)

(4)令和7年度埼玉市民活動サポートセンターネットワーク研修会について(YouTube)

アーカイブ動画のテキストデータ
たまサポについて
たまサポとは、彩の国市民活動サポートセンターの愛称です。センター自体は県民活動センターの2階に組織しています。本日のこの配信している場所こそが、たまサポです!たまサポは、市民活動を支える県域での中間支援機関です。そのための主なサポートといたしまして、対面や電話、メール、オンラインでの相談・アドバイスや、後ほど詳しくご説明いたしますが、講座やイベントを開催しています。また、助成金などの情報の受発信、県民の方々などがお集まりになる場の提供や、コピー機や印刷機の貸し出しに加え、「たまスタ」というオンライン発信や収録・編集まで行うことができるスタジオの貸し出しも行っております。
本日こうしてお集まりいただいております、「埼玉市民活動サポートネットワーク」についてご説明いたします。たまサポや市町の市民活動サポートセンターをはじめとして、県内の市民活動を推進支援する団体がネットワークを形成し、情報、意見交換、研修などを行い、相互に連携しながら市民活動支援機能の向上に取り組むことを目的として活動しています。ネットワークの規模としては、我々たまサポ、そして県内30の市町の市民活動サポートセンターとその設置者となっている役場の担当課様、県内大学の3つのボランティアセンターを基礎として構成しています。昨年度の主な取り組みといたしましては、熊谷市市民活動支援センター様にご協力いただき、施設見学や意見交換を行いました。また、さいたま市市民活動サポートセンター様に会場をお借りして、たまサポと協働して事業を開催した和光市市民協働推進センター様と本庄市市民活動交流センター様から活動成果の報告会を行っていただきました。川越市地域づくり推進課様に会場のご協力をいただき、たまサポ市民活動コーディネーターを講師とした市民活動支援に役立つ実践講座も開催いたしました。「サポートセンターネットワーク」と冠してはおりますけれども、昨年度からは、サポートセンターの設置のない市町村役所の市民活動支援担当課様のご参加も積極的にお願いしているところでございます。
情報の収集、発信についてです。たまサポホームページやたまサポFacebookで日々情報を発信しています。たまサポホームページでは、たまサポが行った事業の実施報告をご覧いただけます。先ほどご説明したネットワークでの取り組み内容もホームページでその様子を公開しています。イベントカレンダーやFacebookも埋め込んでおり、総合して情報を得ることができます。イベントカレンダーやFacebookでは、たまサポのイベント情報だけではなく、行政組織を含めサポートセンター様のイベント情報や県内の市民活動団体様の活動情報もお載せいたします。自らの広報媒体だけでなく多方面から広報したいよ、というご希望がございましたら、どしどしたまサポまでその情報をお寄せください。お待ちしております。
その他の情報の収集、発信媒体についてご説明します。「たまサポタイムズ」というメールマガジンを定期的に発信しており、助成金募集情報やイベント情報、市民活動関連セミナー情報を発信しています。登録料などは不要でホームページからお気軽に受信登録できます。最後にたまサポYouTubeチャンネル。たまスタで撮影・編集した短編動画などをアップしています。最近も1本2~3分程度でささっとみられる講座などたくさん配信しています。ぜひご視聴ください。こちらもホームページからリンクされています。たまサポ自慢の「たまスタ」は、市民活動に関する動画を撮影できるオンラインスタジオです。また、たまサポ施設内はWi-Fi完備の打ち合わせスペースを設けています。本日のこの配信もたまサポから配信しています。
令和7年度たまサポ事業紹介
令和7年度のたまサポ実施事業について、ご説明いたします。まず、はじめに地域子育て支援事業についてご説明します。地域子育て支援事業は、地域全体で育児家庭を支えていくことを目的として行われる事業です。主な内容としては、親子で参加できる講座や体験型ワークショップを中心に実施しています。下に記載された画像は昨年実施された事業の様子です。昨年度は3事業とも、どれもたまサポ内や県民活動総合センターの小ホールやセミナールームなどの施設内で実施し、たくさんの親子や家族にご参加いただきました。
2つ目、県民活動団体協働事業について、ご説明いたします。県民活動団体協働は、県内で多岐に富んだ、様々な活動されている団体と「たまサポ」が連携した事業を行うものです。昨年度は、写真でご紹介しております3団体と連携し、こちらもたまサポ内や県民活動総合センターの体育館や多目的スタジオなどの施設を使用して、「ニュースポーツチャレンジ」、「鉄道写真展」、「16ミリフィルム映画上映会」を実施しました。今年度も、同様に3事業の実施を予定しております。この実施により、県民の皆様に「市民活動」に興味をお持ちいただく第1歩としていただくことを目的としております。さらに、連携する活動団体の多様な活力を発揮する場の提供も行っているところです。この事業をきっかけとしまして、活動団体のさらなる育成と共助社会づくりの担い手としての育成を図ってまいります。
3つ目に短編動画講座配信事業についてご説明します。短編動画講座配信事業は、市民活動への理解を深めるための動画を制作し、市民活動を支援する目的で実施しています。昨年度は、NPO法人事務局長で共助仕掛人でもある吉田二郎氏にも出演のご協力をいただき、動画を制作しました。また、橘コーディネーターによるサポートセンタースタッフとしての知識向上のための動画も作成しました。作成した動画は、たまサポYouTubeチャンネルで視聴できますのでよかったらご視聴ください。ご視聴の際は、「いいねボタン」を押していただければ今後の励みになるますのでぜひお願いします。また、サポートセンターネットワークのメンバーに限定公開している動画もございます。たまサポが作成した「埼玉県版市民活動推進マニュアル」の活用方法に加え、サポートセンターの相談対応に関する講座やサポートセンター主催講座の企画・実施の方法、サポートセンターの情報受発信術に関する講座を作成しています。ご視聴いただくためのURLはこれまでにも各センター様のほうへご案内しております。年度も変わったところですので、視聴をご希望の際はお気軽にたまサポまでお問い合わせください。あらためて配信用URLをお送りいたします。たくさんの方のご活用をお待ちしております!
4つ目のNPO基礎講座についてご説明します。NPO基礎講座は、すでにNPO法人を立ち上げている方、またこれからNPO法人を立ち上げようする方向けの講座です。県の東西南北に分かれて実施しており、地域振興センター様と共催で年4回行う講座です。内容は会計講座をはじめ、NPO法人の経営、融資に関すること、法人登記に関することなど多岐にわたり、知識習得を目的とした座学講座を行っています。
最後に、彩の国いきいきフェスティバルについて、ご説明いたします。彩の国いきいきフェスティバルは、埼玉県民の方々に、「市民活動に興味、関心を持っていただくため県民活動総合センター全体で実施する最も大規模なイベントです。このフェスティバルは、NPO法人やボランティア団体、センター登録団体の成果発表の場となっています。さらに、大学などの教育機関、企業の社会的責任(CSR)の推進に努める企業、県の機関と連携し、出展者を募って開催をするものです。令和6年度は、10月27日に開催し、のべ3,738人の多くの方に来場いただきました。令和7年度は、10月26日(日)の開催を予定しております。
たまサポの事業実施における協働のお願い
協働をお願いする事業につきましては全部で3つございます。まず1つ目が「シニア共助担い手塾」です。こちらは昨年度も行われた事業となります。シニア共助担い手塾は、主にこれから市民活動を始めたいと思っている50歳以上の県民をターゲットに、「市民活動とは?」「地域活動とは?」という内容を学び、地域活動への参画を支援する講座です。令和6年度は、市町のサポートセンターと共催し、各地域で、市民活動団体の事例発表や意見交換等を通じて、市民活動の入口となるような講座を「朝霞」、「和光」、「行田」で実施し、のべ94人が参画しました。令和7年度は年3回開催予定です。
2つ目が「市民活動スタートアップ講座事業」です。こちらは令和6年度から開始した事業です。市民活動サポートセンターや地域振興センターと連携し、動画作成・講座・ワークショップなど、県(市町)民のニーズに沿ったテーマからサポートセンター運営に役立つテーマに至るまで、幅広なテーマを対象としています。なお、令和6年度は「Canvaを活用したオリジナルのチラシ作成」や「助成金獲得必勝講座」、「LINEオープンチャットを活用した情報発信」などを実施し、自由度を高く実施可能なことが特徴の一つです。たまサポの目的である「中間支援」の実現に向け、市民活動サポートセンター等への支援を通じて、その先にいるNPO法人等の市民活動に関わる県民を支援することを目的として実施します。令和7年度は5講座を開設予定で、市民活動サポートセンターや地域振興センター、市町村役所の市民活動支援担当課様と協力して開催したいと考えております。
最後に「NPO法人交流会事業」についてです。こちらはNPO法人相互の連携を図るとともに、企業やその他団体等とのマッチングを促進する目的で実施しています。共催センターの意向を踏まえ、企業との連携の有無などを交流会ごとに自由度高く設定できる事業です。令和6年度は4回開催し、のべ141人が参画しました。少しずつ、参加者同士のマッチングが実現しています。また、市民活動の実践を志す未来大学の受講生(卒業生含む)も、実践の場の見学を目的として参画しています。令和7年度は2回開催を予定しています。市民活動サポートセンター、地域振興センター、サポートセンターの設置のない市町村役所の市民活動支援担当課様とともに開催したいと考えております。
これら3つの協働事業につきましては、本日の会議終了後、各市民活動サポートセンター、地域振興センター、市町村役所の市民活動支援担当課様あてに電子メールを送付します。メール中のURLより入力フォームにアクセスいただき、協働に関する意向を入力ください。たくさんのご応募お待ちしております。
令和7年度埼玉市民活動サポートセンターネットワーク研修会について
最後に、今年度のサポートセンターネットワーク研修会の予定についてご案内します。まず、1つ目が市民活動の有識者を招いた講演会です。長らく全国での市民活動に携わっていらした先生方から、これまでの市民活動の歩みや時代背景、抱える課題、これからの市民活動の在り方などを講演いただきます。非常に貴重なお話しでもありますので、収録動画をアーカイブス化していつでも視聴できるようにしたいと考えております。冊子化もできれば面白いですね。
2つ目は、たまサポとの協働事業成果報告会です。こちらは令和6年度にも実施した取り組みでもあります。先ほど玉津のほうから説明いたしました「たまサポとの協働のお願い」する3事業において、皆さまにその成果を発表いただく場を設けたいと思います。実施してみて成果につながった点や課題に感じた点などをお話しいただき、次年度以降の事業計画の参考にしていただきたいという趣旨です。
3つ目は、サポセン施設紹介動画の撮影です。「サポートセンターはこんな取り組みをしているよ」、「こんな施設だよ」、「こんな職員が運営しているよ」といった内容を1~2分程度の動画で残すことができればいいなと考えております。センターの利用者はもちろんのこと、新任の職員にとっても必要な情報です。長期にわたって幅広い方々が活用できるよう積極的にデジタル化を進めていきましょう。
このほか、4つ目として、知識習得、習熟度向上のための座学やワークショップなどを予定しております。時期的な部分は現在検討中ですが、実施が決定いたしましたら、改めてご案内させていただきます。
なお、実施の模様はたまサポホームページ上でも公開いたします。昨年度の取組みも掲載されておりますので、こちらも併せてご覧ください。 今後ご案内させていただく研修会等は、県内市町の市民活動サポートセンターなどで構成される「埼玉市民活動サポートセンターネットワーク」のメンバーはもちろんのこと、サポートセンターの設置のない市町村役所の市民活動支援担当課様のご参加も積極的にお願いしているところでございます。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。
質疑応答
Q1 スタートアップ講座はどのような支援をしてもらうことが出来るのですか?
(講師派遣?事業費の支援?その他?)
A1 企画の立案の仕方、講師探し、講師を依頼した時に発生する謝金、チラシの作成サポート、広告宣伝の仕方などを一緒に考えて支援を行います。
Q2 コーディネーターに派遣を要請したい場合はどのように申込みをすると良いですか?
A2 たまサポに、「コーディネーターに相談したいです。」とご連絡ください。