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お知らせ

掲載日:2023年3月24日

埼玉の魅力を世界に発信!

たまサポとAEAによるオンライン交流

たまスタで大型モニター越しにオンライン国際交流を楽しむNPO法人AEAの皆さん

3月19日、県民活動総合センター(けんかつ)内のオンラインスタジオ「たまスタ」で、NPO法人AEAの児童らと米国シカゴ市のアダムス中学校の生徒との間でオンライン国際交流が行われました。これは、たまスタを運営するたまサポ(彩の国市民活動サポートセンター)と埼玉親善大使である同法人との共催により実現したものです。

当日は、たまスタに来所した同法人の児童4人と自宅からオンラインで参加した児童ら13人の合計17人が参加。たまサポ職員の助けを受けながら、アダムス中学校の生徒と英語や日本語を交えて楽しく交流しました。 交流内容は、埼玉の魅力について子供たち自らが作成したコンテンツ(番組内容。1本当たり1分間程度の動画)をオンラインで米国に配信し、感想を述べ合うというものです。主なコンテンツには、寄居町のミカン、小川町の和紙、行田市の古代(はす)、熊谷市のうちわ祭りなどがあり、個人のエピソードや思い出話なども含まれていました。

「話すうちにだんだん慣れてきたよ」

写真左から原奏多(はらかなた)君(行田市在住)、栗原秀豪(くりはらしゅうごう)君(熊谷市在住)、川崎惠(かわさきけい)さん(さいたま市在住)、山口結寿(やまぐちゆず)さん(熊谷市在住)

当日たまスタに来所した児童4人に感想を伺いました。

♦全体を通して感じたことは?

  • ・「慣れているので全然緊張しなかった」(栗原君)
  • ・「最初は少し緊張したけど、話しているうちに慣れてきた」(川崎さん)
  • ・「緊張した。疲れた」(原君)
  • ・「いつもは緊張しないけど今日は緊張した。話すうちにだんだん慣れてきたよ」(山口さん)

♦今回話してみて初めて分かったことは?

  • ・「アメリカにも桜があるが、桜の下でお酒を飲むといったお花見の文化はないらしい。お餅も珍しいみたい」(栗原君)
  • ・「発表するために調べてみて改めて埼玉県のことを知ることができた。作成した紹介動画へのアドバイスとして『具体的な例とか音楽を入れるといい』というコメントをもらった。参考になったので次回に生かしたい」(川崎さん)
  • ・「アメリカでは紙を切ったり貼ったりはするが、“折り”紙は珍しいみたいで、ハイレベルだと言われた」(原君)

♦将来の夢は?

  • ・「会社で英語を使う偉い人になりたい!」(栗原君)
  • ・「将来は大学教授になりたい!」(川崎さん)

♦英語を使ってやってみたいことは?

  • ・「埼玉に住んでいない人にも『埼玉はすごいんだぞ!』ということを伝えたい」(山口さん)
  • ・「みんなで決めた今回のテーマ『埼玉は優しい』ということを相手に伝えたい。優しいというのは、おもてなしをしたり迎え入れたりする意味なので、埼玉に来たら案内してみたい」(川崎さん)
  • ・「カナダやアメリカなど、いろんな国に行って、話して、その国のことを知りたい」(山口さん)

♦紹介動画を作るときに工夫したことは?

  • 「どうしたら伝わるか、をみんなで考えたときに、長い動画よりも短い方が伝わやすいのでは、と考えて1分程度に収めるように工夫した」(川崎さん)

埼玉県のイメージについて、アダムス中学校の生徒にも感想を伺いました。

「埼玉はお祭りや自然のイメージがある。ホッとするしリラックスできる感じがする。(お祭りなどの映像を見て、埼玉の人々は)盛り上がるときは盛り上がるようだ」

NPO法人AEAが埼玉親善大使に

大野元裕・埼玉県知事(写真中央)から埼玉グローバル賞の表彰を受けたNPO法人AEAの皆さん(写真右が代表の赤井由紀子さん)

令和4年2月7日、同法人は「埼玉グローバル賞」を受賞しました。この賞は、グローバルな舞台でのチャレンジや、地域と世界とをつなぐ活動を行う個人・団体の功績に対して表彰されるものです。同法人は「未来への投資」分野で受賞しました。

【受賞理由】「行政・大学・民間等と連携し、英語や異文化に触れる機会を創出しているNPO法人。家族ぐるみでの外国人ボランティアガイド体験やラグビーワールドカップにおける埼玉の魅力発信などを通じて実践的な英会話を学ぶ場を子供に提供し、海外に関心を持つ人材の育成に貢献している」

同日、同法人は「埼玉親善大使」(任期4年)に委嘱されました。これは、埼玉県と世界の国々との懸け橋として友好交流の推進に協力していただける団体・個人が委嘱されるものです。今後、海外で埼玉県をPRするほか、海外での活動や生活などについてレポートを通じて県民に報告するなどの活躍が期待されています。

※埼玉グローバル賞について詳しくはこちら
※埼玉親善大使について詳しくはこちら

「教育は社会を変える小さなプロジェクト」

NPO法人AEA(All Education Academy。代表/赤井(あかい)由紀子(ゆきこ)。拠点/熊谷市)は平成29年に設立されました。「教育は社会を変える小さなプロジェクト」の考えの下、世界のどこでも生き抜く力のある人材を育てるため、さまざまな活動を展開しています。具体的には、小学生から高校生までの子供たちとその家族を対象に、英語学習支援や外国人観光客へのボランティアガイド体験などの学ぶ場を提供することで多様性を理解する力を育成しています。

※NPO法人AEAについて詳しくはこちら

NPO法人に関する書籍やリーフレットが充実

たまサポ(彩の国市民活動サポートセンター)は、県内の市町のサポートセンターや大学と連携し、市民活動を支援しています。NPO法人に関する書籍やリーフレットが充実しており、NPO法人の募集情報や補助金・助成金の情報も豊富です。お住まいの市町のサポートセンターが一目で分かる地図も掲示しています。コピーコーナー(紙折り機、裁断機、リソグラフを設置)や作業台、打ち合わせスペースもあるので、活動場所としても利用できます。

県内の市民活動団体・個人が利用可

たまスタは、令和4年5月26日に設備を拡充して開設されたオンラインスタジオです。撮影機材、音響機器、照明、ノートPCを完備したスタジオは、市民活動を目的とする動画の撮影・収録やウェブ(オンライン)会議に使えます。皆さんもぜひご利用ください。

【利用できる団体・個人】
たまスタの設備・備品は、県内の市民活動団体や個人が利用できます。
※たまスタの利用を希望する場合は、事前にたまサポまでお問い合わせください。

【利用方法】
・NPO法人を含む市民活動団体、企業、自治体、教育機関の場合…「たまスタ利用申請書」と団体紹介資料を提出
・個人の場合・・・申請書の提出と身分証明書を提示
・上記いずれの場合も、利用計画書の提出とたまサポによる審査・承認が必要になります。

【主な機材】ノートPC、スイッチャー・ミキサー、ワイヤレスマイク、大型モニター

問合せ

活動支援担当(たまサポ) 
電話  048-728-7116   メール katsudo@kenkatsu.or.jp