たまサポ調査隊がゆく
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NPO法人けやの森自然塾(狭山市)
活動内容
「生きる力を育む自然の教育」を理念に、様々な野外活動を通し、子どもが成長できる場を作りたいと、1992年に自然塾を設立しました。1999年には法人格を取得し、埼玉県内で2番目のNPO法人になりました。
自然塾の活動では、社会性を育み、責任を持った行動ができるようにと、フランスの「フレネ教育」を取り入れています。責任を果たすことで自由に振舞える環境を整え、子どもたちの自立を促す仕組みを常に考えています。
入間川から東京湾までカヌーで川下りをしたり、雪山でイグルー泊をしたり、入間川の源流を求めて山林を歩いたり、富士登山をしたり。子どもたちの好奇心をかきたて「やってみたい!」と思わせるダイナミックな活動を行ってきました。机上の知識だけで学ばせるのではなく、実際に活動を通した生きた学習から、感動や達成感や満足感を得ることまた、そうした「生の自然」に触れ命の大切さを学ぶことで情操を育んでいます。
アピールポイント
自然の中で存分に活動することで自然を守ろうという気概につながり、SDGsを考えるきっかけを作っています。また、体験による学習を生活に活かし、社会の役に立つことができるような環境を整えています。
自然の中での少しの危険と冒険を通じた貴重な体験は、普段の生活では味わうことのできない「特上な体験」です。そんな「本物」に出合うことで様々な刺激を受け、社会への適応と自己実現に向けて成長できるような教育を行っています。
今後の展望
様々な活動を行ってきましたが、より多くの方にその活動を知っていただき、活動から学ぶ楽しさや喜びを広めていきたいと考えています。
また、近年は昆虫の専門家と一緒に林での活動をしています。子どもも大人も、昆虫の観察から様々な知恵を学ぶことができます。今後は昆虫の知恵などを紹介する取り組みを展開していきたいと考えています。