たまサポ調査隊がゆく
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NPO法人ハンドセラピー・彩(全県)
活動内容
「ハンドセラピー・彩」は英国赤十字社で研修を受けてハンドケアを日常生活の中で実践できるよう、「ハンドセラピー」として「講習会開催事業」、「地域ふれあい促進事業」を展開し、埼玉県を中心に普及活動・ボランティアの養成を行っております。また、福祉施設の訪問や地域イベントの参加など地域ボランティア活動にも取り組んでいます。
道具を使わずどんな場所でも着衣の上から短時間でコミュニケーションをはかることができ、手の温もりを伝えることで心身のリラックスを促しケアする側も「人のお役に立っている」との満足感で癒しを得ることができます。
アピールポイント
ハンドセラピーは道具を使わず、いつでもどこでも簡単に着衣のままできるセラピーです。コロナ禍で人とのふれあいや会話が不足がちになっている今日、手のひらひとつで短時間でコミュニケーションを図ることができます。
また、日常生活だけではなく、地域活動や災害時での支援活動など、社会貢献にも寄与することができます。県内各地区の会場で定期的にハンドセラピーの普及活動や養成講座を実施しています。受講後は、フォローアップ研修も行います。
知識や技術を学び、心と身体のケアサービス手法を習得した後は、家庭や地域社会で優しいふれあいの輪を広げていくことが活動の目的です。
今後の展望
コロナ禍でストレスを抱える生活が続き、癒しを求めることが多くなりました。ストレスは若者や社会的弱者ほどその影響を受けやすく、学校や福祉・介護施設などでも心の安定やコミュニケーションが求められています。
また、ひとたび大規模災害が起こった際には、安寧を取り戻すための後方支援になります。
こうした、先行き不透明で個人が孤立しがちな現代だからこそ、ハンドセラピーが必要なのではないかと思います。