私達の合言葉は「住み慣れた地域で、長～く、元気に暮らそう！」です。
介護予防を活動の軸として、介護保険をなるべく使わない、或いは、利用開始時期を遅らせる事を目的に、参加できる場の提供や、それぞれの出来る事を地域に活かす取り組み等を行う他、繋がりを大切にしながら多世代で楽しめるイベントも開催しています。
通常の活動拠点は市内の公共施設ですが、コロナ禍では施設の全面閉鎖が続き、活動休止を余技なくされました。その間に、閉じこもり、機能低下、社会との分断、孤立などの課題が浮上し、月1回でしたが、スタッフ全員で手紙や教材の配布を続けました。
また、会員さんからの「何かやってくれない？」の声に応える形で、青空のもとウクレレに合わせて合唱する機会も設けました。
現在は、会員さん向けに「大人の部活（体操、合唱、口腔トレーニング等）」を行う他、創作活動、朗読発表会、音楽イベントの開催にも取り組んでいます。
「人生は楽しもう！」そんな思いを大切に、これからも活動を続けていきたいと思います。

課題に対して、できる事、できない事、また、どんな方法ならできるか・・等について意見を出し合い、それぞれが無理をせず、できる範囲で力を発揮し合あう、というのが私達のスタイルですが、その柔軟性が活動を長続きさせる要因でもあると思っています。

ＮＰＯ法人みんなで元気は、沢山のご縁を頂いて活動を続けてくる事ができました。これには感謝しかありません。これからは、私達が人と人を繋ぐパイプ役を担い、行政との連携も進めながら、地域に根差した活動を続けていきたいと考えています。