私たちNPO法人茜雲「あったか村」は、地域の高齢者の生活支援として「何か」できないだろうかという思いを元に、地域高齢者の孤独防止のための居場所、憩いの場をつくろうと立ち上げました。
コロナ禍を経て、現在は毎週月曜日を“開村日”とし、憩いの場を提供しています。一人暮らしの方や、昼間一人きりになるような高齢者の方が「あったか村」に来ていただき、お話をしたり、お互いの身体を気遣い合ったり、楽しい時間を過ごしてほしいと思っています。
開村日には畑で収穫した新鮮な野菜を使って、４人のボランティアさんのチカラを借りながら、手作りの食事を提供しています。そのほか、アコーディオンやハーモニカ、歌、囲碁や将棋を指しながら会話を楽しむなど、心が温かくなる活動をしています。

　あったか村を訪れてくれた方はみんな優しく「楽しい」と言ってくださいます。ここにはそういう雰囲気が流れていると思います。誰でも「来たい」と言ってくださる方は歓迎しています。囲碁や将棋、トランプや麻雀、雑談だけでも、声を掛け合う、心配し合う、あったかいコミュニケーションを取り合える関係があることが、あったか村のいいところです。

　この活動を初めて、早２０年が経ちました。一人一人の協力のおかげで今があると、最近では非常によく感じます。いつも元気をもらっているのは私たちの方です。利用者の皆さん、ボランティアさん、役員の皆さんには感謝しかありません。
本当にありがとうございます。そして、これからもよろしくお願いします。