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たまサポ調査隊がゆく

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NPO法人ほっとポット(さいたま市)

活動内容

 生活困窮状態にある方やホームレス状態にある方からの生活相談に応じ、関係機関との調整、専門的な支援を提供する社会福祉士などからなるNPO法人です。国家資格をもつ社会福祉の専門家が支援することで何よりも問題解決に向けた迅速かつ適切な対応が可能です。
 無料相談をはじめ、その日の住居を喪失している方を対象に1年以内に一般アパートへ移行支援する「地域生活サポートホーム」、罪を犯した身寄りのない方へ毎日訪問し相談支援から一般アパートへの移行支援まで提供する「緊急一時シェルター」など、生存権保障と一時的な宿泊場所の提供を、路上生活から脱するため「今日から使える」支援体制として整えています。
 また、社会福祉士を目指す実習生受け入れや、成年後見、地域生活の見守りなどにも取り組み、地域社会においてホームレス状態にある方の「生きる。」を「支える。」を提供しています。

アピールポイント

 2008年のリーマンショックの際、1年で約500件の相談がありました。突然の解雇で職や家を失い、住宅ローンや家賃が支払えなくなるなど、生活苦に陥った方々が急増しました。
 2019年からのコロナ禍では、収入や貯蓄が急激に減少し、3年が経過してから家計の限界に直面している方が多く存在します。
 当法人は、生活に困窮している方、ホームレス状態にある方へ社会福祉の専門家が無料で相談に応じ、支援施設を提供できます。いつでもご連絡ください。

今後の展望

 現在、会員数は約150人。「透明性こそ健全性の1指標」と当法人は考えております。今後も多くの方に会員として支援にご関心をもっていただければ幸いです。貧困が身近に存在し、いつ「私たち自身」がホームレス状態となっても不思議ではない「現実」に「気づいた」時、会員の皆様が増え裾野が拡がることで、支援基盤がより堅固になることを期待しています。
 貧困問題が無くならなかった厳しい歴史を私たちは知っています。そして同時に将来も必ず来る貧困という危機に私たちは備えなければなりません。さいたま市岩槻区に私たち「ほっとポット」があります。「社会福祉専門職が支援する体制がそこに在る」こと。駅や公園など普通にある社会インフラの一部となれる日を目指しています。応援よろしくお願いします。

取り組んでいるSDGsの目標

SDGs

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