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たまサポ調査隊がゆく

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NPO法人ペット里親会(ふじみ野市)

活動内容

 ペット里親会は1992年から代表の上杉美恵子が個人で保護活動を開始し、2001年12月にNPO法人として認証されました。
行政からの依頼、廃業ブリーダー、多頭飼育者、一般飼育放棄された犬や猫たちを年間800〜1000頭保護し、新しい家族を見つける活動をしています。
中でも、障害のある子、難病の子、老犬老猫は優先的に保護し、医療を受けさせ、幸せな未来を探す活動をしています。
一匹でも多くの犬や猫が新しい家族と終生幸せに暮らせるように、人間とペットが共存できる成熟した社会の実現を目指しています。 

アピールポイント

 年間800~1000頭の動物を保護しています。
特に、他では保護してもらえないような病気や障害のある子、老犬老猫を積極的に保護し、幸せな未来を作る活動をしています。
自分1人では救えない命を当法人で一緒にボランティア活動することにより、更に沢山の大切な命を救えるという気持ちでボランティアスタッフは活動しています。保護された動物たちとの触れ合い、お世話を通し、それが生き甲斐となり、楽しみの場でもあるというスタッフも多く、やりがいをもって活動しています。 

今後の展望

 日本では年間20万頭以上の犬や猫が殺処分されています。 子犬や子猫の可愛さばかりがアピールされ、飼い主の責任や生涯飼育の大変さについてはあまり語られることがありません。
そのためペットショップで安易にペットを購入して、生活や住環境の変化により手放さざるをえなくなるケースも多々あります。
また、繁殖に関しても需要があるから供給がなされるため、多くの繁殖犬達は身動きが取れない程の狭いゲージに閉じ込め、最低限の餌と水しか与えられず、辛い生活を強いられています。飼育しきれない程の多頭飼いになって崩壊してしまうケースもあります。
また、動物虐待、飼育放棄、ネグレクトなど、ペットを取り巻く環境では、様々なケースが社会的な問題になっています。
不幸な犬や猫たちを一匹でも減らすために、避妊、去勢手術の重要性も理解してもらい、
ペットを飼うということの認識を変えていきたいと思っています。  
犬や猫たちにも私たちと同じ心があります。悲しみも喜びも私たちとかわりません。私たちと同じたった一つの命です。
全ては、人間の都合や欲の犠牲になっている不幸な犬や猫たちを助けたい、幸せにしたいと活動しています。
より多くの方々のご協力で、助かる命、幸せな未来があるのです。

取り組んでいるSDGsの目標

SDGs