たまサポ調査隊がゆく
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NPO法人花と文化のふるさと委員会(鴻巣市)
活動内容
地域の基幹産業である花を普及し、地域に古くから伝わる食文化を伝承するとともに、音楽などの文化芸術活動を通じ、地域文化の振興と地域の活性化を図り、地域間交流の推進と良好なコミュニティの形成を図ることをNPOの目的としている。事業として「花の文化」「食の文化」「音楽・芸術」を事業の大きな柱に据え活動を展開している。
現在は、鴻巣市の鴻巣市花と音楽の館かわさと、通称「花久の里」の指定管理者として施設の管理及び前述の3つの柱を中心に事業の運営を行なっており、具体的には、「花の寄せ植え」や「ハンギングバスケット」等の花に関する講座や、地域に伝わる食文化の紹介として「田舎まんじゅう」「いがまんじゅう」「手打ちうどん・そば」等の講座を開催している。また、地域の皆さんの活動の場として「花音里うどん」を運営し来館者に提供をしている。サロンにおいてはクラシックコンサートをはじめ様々なジャンルのコンサートや絵画展などを開催し音楽・芸術の分野に関する事業を実施している。
近年、県内のみならず県外からの来訪者も増えており、特に鴻巣市を挙げての行事である「こうのすびっくりひな祭り」には雛飾りとともに花久の里スタッフの手づくりによるつるし飾りを数多く展示し来館者に喜ばれている。また「こうのす花まつり」においては「花久の里バラ祭り」として、350種800本に及ぶバラを楽しんでいただいている。様々な事業がある中で、特に、この、ひな祭りとバラ祭りは花久の里の大きな事業に位置づけ、より多くの来訪者に喜んでいただくよう力を入れている。

アピールポイント
鴻巣市花と音楽の館かわさとでの事業を通じ、地域に根差した活動を行うとともに古くから伝わる文化を継承し次の世代につなぐことを大きな役割として活動している。
また、「花」「食」「音楽・芸術」のそれぞれの文化に特化した事業を実施していくことで毎日の生活の質の向上に寄与することができるよう活動している。
今後の展望
忙しい日々を送る現代人が訪れてほっと一息つけるような安らぎの場として整備するとともに、さまざまな事業を通じ、いつ訪れても新たな気づきと発見があるような施設づくりや事業運営をしていきたい。


取り組んでいるSDGsの目標
