たまサポ調査隊がゆく
- 人権平和
NPO法人旧陸軍桶川飛行学校を語り継ぐ会(桶川市)
活動内容
昭和12年に設置された陸軍飛行学校桶川分教場の存在を知っていただき、身近に残る戦争の歴史を語り継ぐために結成されました。ここから特攻隊として知覧、沖縄などへ若者が飛び立ち、また、地域の人の職場でもありました。そのような歴史を調査、記録し、会報やホームページで発信しています。
2008年から現地での見学会や保存のための署名活動などを行ってきました。その結果、桶川市の文化財に指定され、解体復元工事をへて桶川市平和祈念館として2020年にオープンしました。当会の役目の大半は終了したため、活動はホームページの維持や会報の発行となりました。当時の関係者や遺族からの連絡があった場合は会員有志が対応しています。

アピールポイント
会員は当時の関係者、地元出身の元少年飛行兵、全国の元飛行兵やその遺族が多く、ネットワークが広範囲。解体復元工事前のオリジナルの建物時代の陸軍飛行学校桶川分教場を紹介するDVDや絵葉書を作成しました。希望者に販売しています。
今後の展望
埼玉の桶川から特攻隊員として訓練を受け、戦地に飛び立った若者が沢山いたことは意外と知られていません。私たちの身近に戦争があったのです。『大空への鎮魂』という会報を発行しており、WEBサイトからも見ることが出来ます。ぜひ多くの方に見て頂き、平和について考える機会になればと思います。


取り組んでいるSDGsの目標
