たまサポ調査隊がゆく
- 環境保全
- NPO支援
認定NPO法人川口市民環境会議(川口市)
活動内容
・「エコライフDAY」
年に一回、みんなで環境に優しい取組みを実践する日。チェックシート(環境家計簿)を基に、一日の行動の中でどれだけCO₂を減らせたのか数値で実感してもらいます。普段気になってはいても中々実践できないエコな生活を、一人一人にできることから始めてもらう契機にしてほしいと考えたものです。
・「子ども環境フォーラム」
子供たちによるエコ活動の発表が行われます。ものづくりや体験もできます。環境を大切にする動機づけになるような場として、市内の小学校を会場に毎年開催しています。
・「環境出前講座」
小学校などへ出向き、地球温暖化やごみ問題など、身近なテーマで環境保全に関する授業を行っています。メンバーにはそれぞれ得意な分野があり、学校側の希望に応じて講師を派遣しています。

アピールポイント
「環境に配慮した暮らし」というと、我慢して取り組むものというイメージがあるかもしれませんが、実践する内容は一人一人が日々の生活の中で無理なくできる事からでよいと思っています。こうしたやり方では継続も難しいと思います。今の快適さを失わずに、少しの工夫や心掛けだけでも十分環境に配慮した生活はできるはずです。そのために、例えば「このように取り組むと生活が豊かになり、楽しくなる」、「これを実践すると経済的にも得をする」といったように、皆が幸せになる形で、情報の提供や働きかけを行っていきたいと考えています。
子供たちを対象にした事業には特に力を入れています。小さい頃からの環境教育はとても大切です。というのも、大人向けの講座を受講してくださる方は元々環境に対する問題意識の高い方です。また、それ以外の方に訴えかけるにも大人には既にそれぞれの価値観があるので、これから意識を変えるのは難しいものです。なので、小さい頃からできるだけ自然に親しみ、環境を大切にする気持ちを育んでいってほしいと思います。自然を大事にする心を持った子供たちは、大きくなっても持ち続けてくれると思っています。
今後の展望
市民の方々に、環境問題に関心を持ってもらうために活動しています。知ってもらうことで「環境を大切にしよう」という意識が生まれ、行動する人が増えていくことが私たちの願いです。環境問題は、一部の人が取り組むだけでは改善できない問題です。私たちは、行政や企業、教育機関、市民と協力し、環境に配慮した社会にしていくことを目指しています。
取り組んでいるSDGsの目標
