たまサポ調査隊がゆく
- 保健医療
NPO法人ふくしネットにいざ(新座市)
活動内容
障がい者の自立と社会参加を促進・支援し、障がいがあっても共に生きられる地域社会をつくることを目的に活動しています。
障害者地域活動センター「ふらっと」を拠点に、生活サポート事業(介助者システムほっと)や自立生活支援事業、地域交流事業などを展開しています。
地元新座市を中心に、誰もが「ふらっと」立ち寄り「ほっと」することのできる居場所づくりや交流の場を提供するとともに、行事やイベントへの参加を通じて障がい者の自立を支援しています。

アピールポイント
新座市内には、3つの大学キャンパスが点在しています。本施設周辺には、幼稚園や保育所、小・中・高等学校が数多くあり、幼児や学生との交流が活発に行われ、利用者と一緒に活動に取り組んでいます。
アートタイム(創作活動)では、陶芸、絵画、造形など、芸術作品を制作することで自分を表現する取り組みを行っています。季節にちなんだ書初めや夏の風景を描いた作品を施設内に掲示しています。制作した陶芸作品は、メッセージ入りのポストカードと一緒に地域の方々や近隣の事業所を励ます意味で配布しました。
「ふらっと農園」での活動は、畑を借り受け、農作業に詳しい地元のボランティアの支援を得ながら野菜などを栽培し、販売しています。野菜の育成を通した自然由来の活動に触れることでスタッフが利用者と一緒に楽しみや喜びを共有しています。
これらの活動を通じて地域交流も行っています。そして、地域交流を継続することで「ちがいを認めあう」地域づくり、共生社会を形づくっていくことが出来ればと思います。
今後の展望
昨年、法人設立20周年を迎えることができました。畑での農園活動やアートタイムで制作した陶芸作品の販売等を通して、ふらっと利用者が地域の方々や学校、保育園、幼稚園、福祉事業所等の地域交流活動を更に拡げていきたいと思います。そして、このような活動を継続することで、住み慣れた地域での自立生活を応援していきます。また、生まれ育った地域で過ごすことができるようなサポート体制を整えたいと考えています。


取り組んでいるSDGsの目標
