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たまサポ調査隊がゆく

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NPO法人小川町風土活用センター(小川町)

活動内容

1996年、小川町やその近隣に住む住民有志が「小川町自然エネルギー研究会」を作りました。太陽の光や風、水といった自然エネルギーという地域の資源を自分たちの日々の暮らしに取り入れて行こう、その技術を自分たちで作っていこうと活動を始めました。
生ごみの資源化事業を始めるにあたって、法人格を有することが必要となり、2002年7月、特定非営利活動法人小川町風土活用センター」(NPOふうど)が発足しました。それまでの活動を引き継ぐと共に、個々の暮らしだけでなく地域社会に対しても積極的に働きかけをしてゆくことになりました。
その“生ごみの資源化事業”は小川町環境基本計画に則って実施しております。2017年までは一般家庭から、2017年以降は給食センターから食物の残渣を引き取り、バイオガス処理をすることで、メタンガスと液肥を生み出します。これらを資源循環として地域の農家などに利活用してもらうことで、環境保全とともに地域の活性化を図っています。

アピールポイント

地域でいろいろなことを回しているのが、私たちの活動の良いところだと思っています。
資源循環とは、地元で残ったものを加工し、地元に還元し、地元でまた生産し、残ったものを加工することで、地域に根差した活動ができています。以前ですが、地域通貨としての野菜クーポン券を発行したこともありました。地域資源をリサイクルする、そのハンドルを握っているのは重要なことだと思います。

今後の展望

人材の問題、資金の問題という喫緊の課題にむけて、対策として考えているのは「液肥の小口販売」と「プラント見学も含め資源循環を実感できる“里山ぐるぐるツアー”」です。これらを経済的に成立させたいと考えています。
また、今使っているプラントが17年目で老朽化しており、できれば立て直したいですね。家庭の生ごみももう一度取り入れたいですが、バイオガス処理前の細かい分別や、家庭からプラントまでの運搬に費用が掛かります。かつては150世帯から残渣を回収していましたが、それをもっと増やしていけたらいいですね。

取り組んでいるSDGsの目標

SDGs