「子どもの教育と医療」をテーマに団体設立後、「発達障害」セミナーなどを開催中です。「発達の遅れを抱える子どももそうでない子どもも、身につけさせたい力は同じである。そして、その接し方・教え方、指導の仕方も、原則は同じである」という考え方に共鳴しながら、保護者や学校関係者、福祉関係者の参考・ヒントになるよう、具体的で長期的な成長記録の報告に力を入れています。
また、2021年からは、参加者の要望を受け、出版事業（版元）としてセミナーの記録や学習支援のドリルを発行･販売しました。いずれの活動においても、本当の意味で中身のあるインクルーシブな教育が実現するための道筋」を示していきたいと考えています。

「発達障害」をめぐってさまざまな情報があふれる中、当NPO法人では現場で教えたり教わったりした事実を重要視し、子どもへの効果的な接し方・教え方を追求していきたいと考えています。「発達障害」セミナーにおいて具体的･長期的な実例の紹介に焦点を当てているのもそのためです。「その子は幼児期に学習を受けてどう変わったのか、いま、どうなっているか」、指導・育児の成果を問う時代になっていると思います。

2021年、出版事業（版元）としてセミナーの記録や学習支援のドリルを発行・販売しました。
セミナー事業・出版事業などを通して、「本当の意味で中身のあるインクルーシブな教育」実現のために貢献したいと考えています。単に学ぶ場所が同じというだけでな＜、一般の子どもとー緒に学び遊ぶにはどのような力（ルール・手順の理解や社会性の獲得など）が必要なのかを具体的な実例を通じて提示していければと思います。