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たまサポ調査隊がゆく

  • 社会教育
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NPO法人食育研究会MoguMogu(さいたま市)

活動内容

子どもを対象に、食育について活動をしています。未来を担う子どもに食育を広めたいです。ただ、大人や高齢者に広げることも必要だと考えています。必ず親子で参加してもらうようにしています。子どもだけでは食生活を改善できないので、参加した時の話を家庭でも繰り返してもらいたいです。
私たちの食育では、例えば4人家族に栄養バランスについて学んでもらう。何回か来るうちに、参加した子どもは「今日は『緑』が少ないね」と言うようになります。簡単にバランスがわかるお弁当を作り、「栄養素は、1:2:3の比率で作ってください」というと理解してくれます。料理教室ではパレスホテル大宮の副料理長など、プロのシェフに来ていただきます。
子どもの参加する料理教室はたくさんありますが、おなか一杯になればそれでいいということではないと私たちは考えます。家庭だけでは伝えきれないことを知ってもらいたい、でもちゃんと楽しむということを前提として行っています。
顔が見える関係が信頼につながります。例えば、野菜にしても冷たい手で触るからわかることもたくさんあります。端正な野菜ができないこともありますが、農産物に完璧さを求めるのではなく、例えば曲がった野菜の良さもたくさんあります。ほんの少しのミスも許さないという厳しい関係性ではなく、お互いに想像力を持てるようにすれば、人間同士も相互理解を深められると考えます。

アピールポイント

「にこにこ だいたい いろいろ」でいいのよ、食育は、をキャッチフレーズに活動しています。「おいしい」という言葉は、一人では言えません。「おいしい」は魔法の言葉、言えることは幸せなことなのです。私たちは、食育を通じて幸せな気持ちになれるように、子どもたちの未来のために活動していきます。

今後の展望

MoguMoguは、今年で20周年を迎えて、卒業した子どもたちも大きくなっています。その子たちの中で、私たちの活動が響いてくれた子たちを追いかけてもいいのかな、と考えています。高校生、大学生くらいで食育に興味を持っている子を探しています。SNSで募集をかけ、卒業しても、入れ替わっても、継続して来てくれるようなシステムを作りたいです。
私たちも歳を取ります。今後を考えて、まだ問題が解決していないのであれば、そういった若い人たちと一緒に活動ができればいいと考えています。

取り組んでいるSDGsの目標

SDGs

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