ＮＰＯ法人エシカルプロジェクトは、災害等で規格外になってしまった野菜やくだものの救済として、加工品にしたり、イベントを通じたコンポストの周知・普及活動をしています。
子ども食堂からスタートしましたが、子どもたちへの食育活動やフードパントリーの開催、片親キャンプといった地域交流の場をつくることによってコミュニティの活性化につながる活動です。

　私たちは、台風で被害にあったりんごを使用したシロップやクッキー等の製作や、ひょう被害にあった野菜を買い取り、飲食店や企業への販売するなど、廃棄されがちな規格外野菜を活かすことで地域社会に貢献しています。
　また、家庭から出たゴミが、微生物によって分解・発酵してできる「堆肥コンポスト推進活動」をしています。廃棄するのではなく循環を実現するコンポストは、枯れ葉や生ゴミを利用して堆肥を作るため、誰でも気軽に始めることができます。環境問題やフードロス削減にも貢献することから、地球にやさしい取組みですので、コンポストに興味がある方や環境問題に取り組んでみたい方がいたら、私たちと一緒に楽しくコンポスト推進活動をしてみませんか?

　今後は、子どもの食育活動と堆肥コンポストの推進を主として活動していきたいと思っています。
子どもの食育では、作ったおかずを子どもたちが自分でお弁当に詰めるのですが、子どもたちの笑顔がとても素敵でうれしくなります。コンポストを始めた際の堆肥の試作段階では、臭気抑制のためにコンポストに入れる材料を変えるなど繰り返しの作業が大変でしたが、入れるものによって堆肥の温度が変化し、微生物の働きが目に見える楽しさもあります。
　また、以前から若者の就労支援に関心がありましたので、活動をしていく中で、児童養護施設の子どもたちの自立に向けた支援ができたらいいと考えています。出張型の環境保全のお話会等も開催していきますので、ご興味があればぜひお問合せください。団体や企業様からのご依頼をお待ちしています。