たまサポ調査隊がゆく
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NPO法人新しい住まい方研究所(さいたま市)
活動内容
NPO法人新しい住まい方研究所は、地域の居場所である「コンドウハウス」を発信基地として、高齢になっても、病気になっても、障害があっても、すべての人が安心して住まいを確保でき、地域の一員としてつながり、支え合い、最期まで安心して暮らせるまちづくりをめざしています。
活動のコンセプトは大きくわけて4つです。
1つは誰も断られない賃貸住宅の仕組みを考える「みんな不動産」、2つめはどんな人も入居でき、安心して楽しく暮らせ、高齢になっても、病気になっても最期まで住み続けられる実際の家「みんなハウス」づくり、3つめは“食べる”を支える「みんなキッチン」、そして人々が集まり、繋がれる場所「みんなリビング」の4つです。
これら4つの活動をとおして、「新しいまち(コミュニティ)づくり」を考えていきます。

アピールポイント
2022年4月にさいたま市緑区三室にある築約60年の近藤邸を改修した「コンドウハウス」の運営から活動をはじめました。このコンドウハウスを拠点に「みんなキッチン」「みんなリビング」の実践をはじめています。現在はカフェ&レストラン、子ども食堂、シニアの食堂、高齢者サロン、介護者カフェ、子どもの発達サポート講座などを行なっています。
コンドウハウスは「みんなの居場所」(コミュニティカフェ)をめざしています。地域のみなさんが出会い、つながり、楽しめる場所。また、困ったり、悩んだり、迷った時には気軽に相談ができる場所。おいしい食事やお茶ができる場所であり、みんなが集える場所をめざしています。
今後の展望
4つの事業のそれぞれをできるだけ早く具体化させたいと考えています。そして、将来的にはさいたま市緑区での小さな取り組みが、全国のモデルケースになるといいなと思っています。
今はスタッフ全員が手弁当で「コミュニティビジネス」と言える状態にはありません。しかし、シニア世代の私たちが、地域の人たちと出会い新しいコミュニティをつくることに関われることはとても豊かなことだと感じています。将来的には地域のニーズを丁寧に拾い、そこから経済的にも自立した「事業」の立ち上げも行なっていきたいと考えています。


取り組んでいるSDGsの目標
