たまサポ調査隊がゆく
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NPO法人若者支援ひろば三愛(熊谷市)
活動内容
NPO法人若者支援ひろば三愛は、虐待やネグレクトといった様々な家庭の問題を抱えている子どもや、いじめなどで学校になじめない子どもに対して、学校でもない家庭でもない第三の居場所を提供しています。この場所は心身からリラックスできる空間となっています。
私たちの主な取り組みは「居場所提供」と「学習支援」の2つです。中学生以上の子どもを対象としていますが、生きづらさを感じている若者に寄り添い、相談や見守ることによって、社会へ羽ばたいていけるように子どもたちの成長をサポートしています。
居場所としている交流スペースでは、同世代の子ども同士がコミュニケーションを取ることができ、ゲームをしたりくつろいだりと、思い思いに過ごす様子を見ることができます。また、居場所提供と共にある食事支援では、一般家庭のように手づくりの食事を子供たちへ提供しています。経済的な理由で十分な栄養が摂取できていない子や、ひとりで食事を済ませることが習慣になっている子も対象です。栄養バランスのとれた食事をみんなで食べる楽しさを感じることは、とても大切で、問題解決への一歩と考えています。

アピールポイント
私たちは、ギフテッドの子どもたちへの支援もしています。ギフテッドとは、ギフテッド(Gifted)は、贈り物を意味するギフト(Gift)が語源となっており、生まれつき突出した才能を授かった人のことを称します。非常に高い知能を持ちながらも、その特性ゆえに学校になじめない子どもの知的好奇心を満たす支援として、近い年齢のスタッフが、リラックスした空間で高度な勉強を教えたりしているのです。
これからもこのようなサポートを定期的に開催していく予定です。
今後の展望
これまでと変わらずに活動していこうと思っています。居場所のない人にとって、家庭のような居心地のよい環境を提供したいと思っています。困っていたら声をかけ、問題の理由を探ることよりも、そっとそばで寄り添い、言葉に耳を傾けその子自身の立ち上がる力を支えたいと思っています。
現在は、中学生以上を支援対象としていますが、今後は国際児とその両親へも支援の手を広げたいと思っています。日本の習慣、言葉など大変な中で子育てをがんばっている親御さんの力になりたいと思っています。


取り組んでいるSDGsの目標
