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たまサポ調査隊がゆく

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NPO法人エコ.エコ (さいたま市)

活動内容

さいたま市緑区南部領辻にある緑のトラスト第1号地「見沼田圃周辺斜面林」近隣の環境保全を目的に活動しています。
周辺一体を「ベルダ(エスペラント語で「緑」)」と名付け、1か所の湿地「マルコ(同「湿地」)」と2か所の林、3か所の畑を地主から借受けて、生物多様性の保たれる空間維持のため保全や耕作、調査を行っています。良い形で未来に手渡すことが活動の目的です。

アピールポイント

マルコ(湿地)は見沼代用水が台地に沿って急に曲がり、代用水を挟む2辺の間に位置します。この2辺が遊歩道となっているので、代用水路沿いを散策する人の目に留まる場所です。
遊歩道に向けて、葦でできた約20メートルの「龍神・マルコ」、84メートルの「龍神・彩」の2体が生物多様性のシンボルとして活動場所を見守っています。開眼式を3月に行い、5月になると地元の子供たちも参加する竜神祭りが開かれ、龍の対面式もあります。
また、自然体験や専門家を講師に招いての講演会など、イベントも定期的に開催して、地域の中で自然でつながる、自然でつなげる活動を推進しています。

今後の展望

見沼地区は一昔前、いわゆる見沼三原則によって緑地を保護する規制がありました。その後、「見沼田圃の保全・活用・創造の基本方針」に方向転換され、規制が緩和されました。
一方、国際的にはSDGs(持続可能な開発目標)の達成が時代の趨勢となっていますが、自然を守り、生物多様性が保たれる空間を広げることはSDGsの土台と言えます。
また、2030年までに生物多様性の損失を食い止め、回復させることを目標に、陸と海の30%以上を健全な生態系として保全しようとする「30by30」がCOP15において採択される見込みです。私たちの活動が、世界の流れによい風を吹かせればと願っています。

取り組んでいるSDGsの目標

SDGs

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