メニュー
閉じる

たまサポ調査隊がゆく

  • まちづくり
  • 男女共同参画
  • 子ども健全育成

NPO法人北本学童保育の会うさぎっ子クラブ(北本市)

活動内容

NPO法人北本学童保育の会うさぎっ子クラブは、主に放課後において遊びや生活の場を提供することを通じて、子どもたちが健やかに過ごせるよう、保護者と支援員が一体となって学童保育事業を運営してきました。北本市に学童保育施設がない昭和50年代に、「北本に学童保育をつくる会」として発足したのが始まりです。保護者で集まりながら公民館を間借りしたり、輪番で民家を活用することもありました。これまで運営を行ってきた「北本市学童保育連絡協議会」は2011年度にようやくNPO法人として今の形になり、スタートしたのです。
今では700名を超える児童(約600世帯)を抱えておりますが、子どもたちの中に入って、「見守り」ではない「保育」をしていくのがうさぎっ子クラブの特徴です。
また、新たなうさぎっ子の拠点として、2023年6月に北本団地内の空き店舗を活用したうさぎっ子ハウスを開設しました。現在進行形で改装中ですが、様々な事業展開を行う新スポットとして活用していきます。

アピールポイント

子どもたちを「見守る」のではなく、子どもたちの中に入って「保育」していくのがうさぎっ子の最大の特徴です。子どもとともに汗を流し、喜びを分かち合い、時には保護者のような目線で指導をすることもあります。また、既存のお菓子やお弁当ではなく、手作りおやつ作り、お昼ご飯作りをしていることも大きな特徴です。北本市の地域の一員として、第2の家庭を築きながら、壁をつくらない、「家庭」づくりを行っています。
元々の預かり保育に加え、うさぎっ子ハウスという新たな拠点のスタートから様々な事業展開の芽が生まれています。子どもたちの健全な育成に関する「武器」をいくつも携え、北本市の子どもたちを支える集団になっていきたいと思っています。

今後の展望

北本市民の方にも寄り添えるような団体を目指しています。学童保育だけではないそうした取組をやっていくためにも、必要になってくるのは「支援員の育成」です。
手作り弁当の販売、“まちうさえんにち”なども今はうさぎっ子の事務所前でやっていますが、今後は線路の西側の方にも広げ、取組を拡大させていきたいと考えています。北本の方にうさぎっ子を知ってもらう、浸透させる取組を継続しながら、「北本の学童と言えばうさぎっ子だよね」というように、知名度の向上を行っていきたいですね。
市の学童保育施設も指定管理事業として公募される中、他のNPO法人も参入してきており、うさぎっ子クラブが指定管理事業者として学童保育を行えるという絶対神話はなくなりました。これは脅威でもありますが、同時にチャンスでもあると思っています。既存の預かり保育事業はもちろん、まずは新拠点「うさぎっ子ハウス」を軌道に乗せ、少しずつ団地内での認知度と理解を深めつつ、ランニングコストを自力で賄いきれる体力をつけてから、子ども食堂、学習支援、預かり保育事業などを中心に、北本市内に子育ての輪を広げられたらいいなと思っています。

取り組んでいるSDGsの目標

SDGs