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たまサポ調査隊がゆく

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NPO法人子育てネットくまがや(熊谷市)

活動内容

NPO法人子育てネットくまがやは、常設の地域子育て支援拠点を2ヵ所運営しています。
一つは、全国的にもめずらしい商業施設の中の「0.1.2.3さいくまっぺ広場」、もう一つは緑豊かな生涯学習施設の中の「くまっぺ広場第2」。前者は相談室も併設した熊谷市で初の日曜日にも開催する広場で、後者は土曜日に開催しているため、平日に加えて週末には、働くパパやママ、おじいちゃんおばあちゃんなども多く、家族で遊びに来る親子でとてもにぎやかです。
 子育てに関する相談事業では、質・量ともに充実を図り、親子一人ひとりに寄り添った対応をしています。出産時の長期里帰りや転居等により他市町村から利用される方もいますし、誰も知り合いのいない熊谷市に転入されてアウェイ育児を余儀なくされている方もいますので、まずは育児の心細さに共感することで安心してもらえるよう心がけています。
 また、広場では親子の交流の他、セミナーやサークル活動、バザーやイベントなど楽しい体験等を企画開催しています。他の子育て支援団体や企業、地域の方々の協力をいただきながら活動することで、子育て支援のネットワークを広げています。

写真1〔広場活動「0.1.2.3さいくまっぺ広場」〕

アピールポイント

 子育てネットくまがやは、育児を指導するのではなく、子育て親子に当事者目線で寄り添う支援をしています。ここにいるスタッフは、特定の専門職ではありませんが、保育・福祉・医療・保健・市民活動等、様々な資格や子育て経験を持つ者が多角的な視点からサポートしています。広場に集う皆さんと一緒に、こんな場所が「あったらいいな」という想いを実現しようという想いで運営しています。最近では、お子さんが大きくなり広場を卒業したママがサポーターとして支援する側に回るなど、うれしい循環型の支援が生まれています。
 一方、コロナ禍の状況で、オンライン広場やラジオ番組の放送など、いろいろなメディアを使った新しい活動も展開しています。

今後の展望

 コロナ禍では、人と人との接触が控えられ子育ての大変さがクローズアップされました。広場でも「とても大変だった」という声を多く聞きました。こうした声はコロナ禍でなくてもこの時代の子育ての困難さを表していると思いますので、当事者の声を確実に拾い、支援のかたちにつなげていきたいと思っています。
 そのためにも、長期的な事業の展開を視野に、法人の次世代育成や組織作りに一層努めていきたいと思います。

 写真2〔オンラインくまっぺ広場 毎週木曜日10:30~11:00 配信中〕
 写真3〔FMクマガヤ「地域に広がれ、子育てのわ!!」 毎週火曜日11:00~11:54 放送中〕

取り組んでいるSDGsの目標

SDGs

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