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たまサポ調査隊がゆく

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NPO法人秩父百年の森(秩父市)

活動内容

本来、森は広葉樹や針葉樹、高木や低木や下草、動物、昆虫、微生物まで、さまざまな生き物によって構成されています。それぞれが複雑に関係し合って、バランスを保っています。しかし現在、多くの森は人間によって乱伐されたり、スギやヒノキなど単一な植生に作り替えられてしまっています。
私たちNPO法人秩父百年の森は秩父地域に根差し、1997年から森林保全活動を始めて、2010年、新たに特定非営利活動法人秩父百年の森として、森の資源を活用した山村地域活性化をはかりながら、いろいろな生き物が生きていける本来の姿を取り戻していきたいと活動をおこなっています。
主な活動は大きく分けて4つです。
秩父の森で種や実生苗を採取し苗畑で育て大きく育て、未来に繋げる針広混交林の持続可能な植林活動を行っています(「森をつくる」)。また、季節ごとの森林観察を通して森への理解を深めていただくエコツアー活動(「森とまちをつなぐ」)や、子供たちが森に親しみ、森に学ぶ、大学やNPO法人、行政と連携した環境教育支援活動(「森にまなぶ」)や、林業再生と中山間地域活性化のためのプロジェクトに取り組み、提言や支援(「森といきる」)を行っています。

アピールポイント

行政は行政として、どのような森をつくっていきたいのか、大きな観点をもって取り組む必要があると思います。商業、工業、農業、観光業、教育など、地域のためにあらゆる分野が連携していかなければなりません。そういった意味では、キハダプロジェクト等をはじめとする我々NPO法人秩父百年の森の取組は全国的に珍しいのかもしれません。これから先も、様々な業種・業態と有機的に連携を行っていくことはもちろん、持続的な発展、成長のために、NPO法人だけが考えるのではなく、行政や企業、地域に生きる人など、多数の分野が考えていかなければいけないと思っています。

今後の展望

補助金はいわば「滑走路」だと思っています。お金をいただいて空へ離陸するのは我々NPO法人が担いますので、その補助の部分をしっかりしてほしいと思います。もちろん、試作に係るお金の支援だけではなく、商品デザイン、チラシ作成、販売網の拡大も必要です。
もっと連携ができたらもっと面白くなるのに、と思うことが本当に多くあります。お互いの考え方をきちんと尊重し合って、共に歩んでいきたいですね。

取り組んでいるSDGsの目標

SDGs

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