あなたのまちのシルボンヌさん
ハンドメイドを楽しむ!北本市シルバー人材センターの女子会「りんどうの会」
今回の取材は、北本市シルバー人材センターの女子会が主体となって活動する「りんどうの会」にスポットをあて、ご紹介します。
会員仲間は10名(2022年9月1日現在)。立ち上げて5年が経過します。
どのような活動をしているのか「りんどうの会」の魅力を探ります。
●手芸・工作に勤しむ会員さん
今回の「りんどうの会」の主な活動は、ハンドメイド作品の製作です。
当日、手芸・工作サークルに6名の会員さんが参加され、みなさん和気あいあいと、とても楽しそうに工作されていました。
慣れた手つきで仕上げていく工程を見ているだけで、出来上がりを想像しワクワク感がとまりません。
段取りよく流れるように会が始まりました。それぞれの役割分担のなか、会員さんの見事な技法に魅了されます。
緻密な作業にもかかわらず世間話を挟みながらの工作に思わず笑みがこぼれます。
職人さんのような巧みな手捌きを、存分に披露していただきました。
●手芸作品
精密な図面通りに完成し、デザイン性にも富んだ素晴らしい作品たち。もう工芸品の域に達していますね👍
この秀逸な出来栄えには、ただただ脱帽です!
●北本市シルバー人材センター職員インタビュー
「りんどうの会」は前任の方から引き継ぐ形で担当し、3年になります。「りんどうの会」は手芸に留まらず、フラワーアレンジメントなど多岐にわたり活動をしています。活動は会員さんの自主性にお任せし、自由な発想で様々なアイデアを出していただいています。会員さん主体で取組んでいけるよう、事務局はあまり口出ししないように努めています。
寂しいことにここ数年、新型コロナの影響でなかなか集まることができない状況が続きました。万全の感染予防対策のもと、徐々にではありますが、集まる機会が増えてきたのは喜ばしいことです。仕事や仕事以外の取組みでも、入会してよかったと感じていただけるような活動を増やしていけたらと考えます。
●「りんどうの会」手芸・工作サークルで活躍する会員さんインタビュー
シルバー人材センターへの入会は、一緒に働く仲間に勧めていただいたのがきっかけで、もう10年になります。「りんどうの会」の立ち上げにも関わらせていただきました。会の名前の由来は「一般的に知名度があり、長く咲いて、きれいな色で、手軽に手にすることができるお花」という理由で「りんどうの会」に決まりました。
お裁縫やビーズ細工、フラワーアレンジメント・お正月の生け花など、季節に合わせた盛り沢山な内容で活動しています。先月は粘土講師の資格を生かし、粘土細工を教えたりもしました。
色々な新しい活動を提案し合い会員の皆で仲良く活動できるのが、とても素敵だと思っています。
シルバー人材センターに入会しているお友達から誘われて入会しました。
「りんどうの会」は発足5年ほどですが、会長をお願いしたいと誘われ参加することになりました。私自身できることは限られているので、大変な部分も多いですが、みなさんのお力をお借りして何とか務めています。
会のメンバーは10人です。当初より同じメンバーなので、とても仲良く活動しています。家族には「元気で楽しく過ごせるのが一番!」と言ってもらえ活動を応援してもらっています。
職員のみなさんはとても親切な方が多く、明るく楽しい環境です。今年度よりシルバー人材センターの副理事長に就任し、重要な仕事が増え大変ですが、やりがいも沢山あります。これから入会されるみなさんにも楽しく活動してもらえるよう、頑張りたいと思います。
友人が急に生き生きし始めたので、詳しく話を聞いてみると、「シルバーに入会したから」とのこと。とても楽しそうなコミュニティでしたので入会を決めました。入会して6年になりますが、おかげさまでお友達も沢山でき、家族には「おかあさん元気過ぎて困る~」と言われてしまうくらいです。
「りんどうの会」は会の発足時に、事務局長から「是非に!」と誘われ参加しました。もともと手芸が好きで歳を取ったら、手芸をしたり洋服を作ったり、編み物を編んだりできたらと思っていたので、楽しく参加しています。イベントで手芸品を販売した際も、ほぼ完売となりました。
シルバー人材センターの良いところは、お友達ができ、様々な情報が得られるところだと思います。ただ何かを作るだけでなく、世間話をしつつ和気あいあいと活動ができる。これがシルバーの魅力だと思っています。
●「りんどうの会」の取材にあたり
今回の取材を通して、女子会「りんどうの会」の充実した活動内容の魅力を、少しでも広く伝えることができれば幸いです。
会員のみなさんの堅実な姿勢と穏やかな語らいに魅了されつつ、美しい古の日本がつまった作品のクオリティの高さには驚きを禁じえません。
また、北本市シルバー人材センターでは、パッチワークやリズム体操、ボッチャ体験など様々な活動を通して、会員さんの健康で生きがいのある生活づくりをサポートしています。職員の方々仕事に対する意欲や熱意、会員さんに対する思いを感じる取材でもありました。
今後も「りんどうの会」の新しい試みに注目です。ガンバレ北本!