講座・イベント
更級日記を読む~(2)王朝を生きる日々(5月1日受付開始)
更級日記を3期に分けて読む第2期目。都に帰ると姉が亡くなります。二人の子どもが残され「私」は一家を支える立場になります。宮仕えに出ますが若い人が多く苦労します。しかし時には胸をときめかせる異性との出会いもありました。父の東国への任官に一喜一憂します。作者は紫式部と同じ地方官の家柄でした。日記では王朝時代を生きる「私」の心が物語風に語られていきます。
講師
川上 定雄 氏(日本文学研究者)
早稲田大学卒。日本文学専攻。県立高校教諭を経て東京家政大学附属高校講師を歴任。当センターでは、「平家物語」「方丈記」「中世の文学空間」「伊勢物語」「竹取物語」「土佐日記」「徒然草」等の講師を務める。
日時
8/31、9/14・28、10/19・26、11/9・30 土曜全7回 10:00~12:00
受講料など
13,000円(教材費込) ※テキストをお持ちの方は11,200円
※使用テキスト:新潮日本古典集成<新装版>更級日記
定員・対象
100名
内容
回 | 日程 | テーマ | 学習内容 |
---|---|---|---|
1 | 8/31 | 去っていく人々 | 姉の乳母との別れ 吉野の雪 父の任官ならず |
2 | 9/14 | 貴公子との出会い | 東山に一家移住 山の井のしずく 有明の月 |
3 | 9/28 | 不安定な家族事情 | 旧居を再訪 将来を夢見る 不本意な任官 |
4 | 10/19 | 父、常陸国へ | 涙の別離 広隆寺へ参籠 清水寺の夢告 |
5 | 10/26 | 神仏への祈り | 初瀬の夢告 天照大神への誘い 父の帰京 |
6 | 11/9 | 宮中への初出仕 | 宮仕えの日々 実家の桎梏 師走 宮の御仏名 |
7 | 11/30 | 現実に目覚める | 世間並みの結婚 梅壺の女御 冬の夜の語らい |
- ●持ち物 筆記用具
- ●会場 埼玉県県民活動総合センター
申し込み方法
インターネット予約(5:00~24:00)※受付開始日のみ9:00~
電話(048-728-7113)または来館(9:00~17:15)
休館日(PDF)を除く※受付開始日はお電話が混雑するため、 インターネット予約をご利用いただきますようご協力お願いいたします。
備考
※定員になり次第締め切ります。(先着順)
※学習内容は変更になることがございます。予めご了承ください。
※受講料はお申込みから14日以内にお支払いください。
※やむを得ない事情により講座の受講をキャンセルする場合は、講座開始日を第1日として、さかのぼって15日目にあたる日以前に、必ず当センターまでご連絡ください。この日を過ぎてキャンセルした場合又は連絡なしにキャンセルした場合は、既にお支払いいただいた代金は原則として返却できませんのでご注意ください。なお、返金額は振込手数料を差し引いた額とさせていただきますのでご了承ください。
※お客様の個人情報については、当財団個人情報保護方針に基づき適切に取り扱いいたします。
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