講座・イベント
更級日記を読む~(3)人生の秋を生きる
更級日記を3期に分けて読む第3期目。宮中で歌心のわかる貴族との出逢いがありました。結婚が悔やまれます。心を震わせ和歌を論じ時雨の夜を過ごしました。生活の安定と共に老いがやって来ます。長谷寺や石山寺などにも詣でました。老いて行く父母、立派に育っていく息子、先立つ夫。阿弥陀如来への祈り。心の安らぎを求める晩年の日々が語られます。

講師

川上 定雄 氏(日本文学研究者)
早稲田大学卒。日本文学専攻。県立高校教諭を経て東京家政大学附属高校講師を歴任。当センターでは、「平家物語」「方丈記」「中世の文学空間」「伊勢物語」「竹取物語」「土佐日記」「徒然草」等の講師を務める。
日時
12/21、1/11・25、2/8・22、3/8 土曜全6回 10:00~12:00
受講料など
11,400円(教材費込) ※テキストをお持ちの方は9,600円
※使用テキスト:新潮日本古典集成<新装版>更級日記
定員・対象
100名
内容
回 | 日程 | テーマ | 学習内容 |
---|---|---|---|
1 | 12/21 | 遅かった出会い | 源資通との心の交流 時雨の夜の語らい |
2 | 1/11 | 大嘗会、未明の出発 | 都に背を向け初瀬へ 鞍馬山へ参籠する |
3 | 1/25 | 神社詣での日々 | 石山寺、初瀬、太秦へ 穏やかな日々の到来 |
4 | 2/8 | 和泉国の兄を訪ねる | 奥山の春 夫と気まずい頃 和泉への舟旅 |
5 | 2/22 | 阿弥陀仏への祈り | 晴れて夫の任官 息子の旅立ち 夫の帰京と死 |
6 | 3/8 | 子を思い、友を思う | 私を支える歌と友人 夫を偲ぶ信濃の歌 |
- ●持ち物 筆記用具
- ●会場 埼玉県県民活動総合センター
申し込み方法
インターネット予約(5:00~24:00)※受付開始日のみ9:00~
電話(048-728-7113)または来館(9:00~17:15)
休館日(PDF)を除く※受付開始日はお電話が混雑するため、 インターネット予約をご利用いただきますようご協力お願いいたします。
備考
※定員になり次第締め切ります。(先着順)
※学習内容は変更になることがございます。予めご了承ください。
※受講料はお申込みから14日以内にお支払いください。
※やむを得ない事情により講座の受講をキャンセルする場合は、講座開始日を第1日として、さかのぼって15日目にあたる日以前に、必ず当センターまでご連絡ください。この日を過ぎてキャンセルした場合又は連絡なしにキャンセルした場合は、既にお支払いいただいた代金は原則として返却できませんのでご注意ください。なお、返金額は振込手数料を差し引いた額とさせていただきますのでご了承ください。
※お客様の個人情報については、当財団個人情報保護方針に基づき適切に取り扱いいたします。
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※「基本的感染対策に基づく講座受講時のお願い」へのご協力をお願いいたします。